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昨日の夕方段階では微妙だった三角保ち合いの上限(118円半ば)抜けだが、NY終値でも同レベルをしっかりと上回ってきた。テクニカルな上値メドをしっかり越えたことでリスクはドル高方向にバイアス掛かる。ちなみにドルの次の上値メドは、2月23日に記録した前回高値121.64円を起点とした下げ幅のフィボナッチ61.8%戻しは119.17円か。
しかし、119円ちょうどにはオプション・バリアを控えていることで、目先的にドルはやや上げ渋りの感もうかがえる。本日の東京タイムに同レベルを突破出来るかどうかにまずは注意してみたい。
本日の東京タイム、材料的に注目されるのはまずは要人発言。もっとも注視されるのは午後に予定されている武藤日銀副総裁の講演だが、それ以外でも尾身財務相が外国人と相次ぎ会談する予定となっており、そこで如何なる会談がなされるのかにも注意する必要がありそうだ。
また、材料以外で新年度入りしたことによる需給要因にも要注意。昨日のような爆発的な円売りが本日以降再び円安を増長させかねないかも知れない。
さあ、今日の東京時間は波乱が見られるのでしょうか。
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